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整備業の日々の内容と出来事を独自の視点での独り言を紹介します。
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H12年のオデッセイ(型式LA-RA6)SRS警告灯が点灯した車が入庫した。
とりあえず、警告灯のリセットをする(ホンダ車のSRS警告灯の点灯 )前の記事参照。
した所SRS警告灯が消灯した。
エンジン始動・走行テストしたが点灯しないのでOKかと思われたが、シートベルトを座席横のバックルに装着した途端警告灯が点灯した。
何度かリセットをしたがシートベルトを装着した途端、点灯する。
ディーラーに問合せた所、クレームがきくとの事で部品の在庫確認して貰いシートベルトを装着する座席横のバックルの交換を依頼した。

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最近ホンダ車のSRS警告灯の点灯での入庫が多い。
今日もH10年のステップワゴン(型式E-RF1)のSRS警告灯が点灯した車が入庫した。
いつもの要にとりあえず、警告灯のリセットをする、殆どこの作業で完治する事が多いが再度点灯する時は
システムの診断と部品交換が必要になる、車種によってはクレームがきくこともある。

SRS警告灯の解除方法
下記の手順により消去する。
 <手順>
(1) イグニッションスイッチをOFFにする。
(2) 運転席側ヒューズボックスの端にある黄色2PカプラにSCSショートカプラ(線材でジャンパー線を作る)を取付ける。
(3) イグニッションスイッチをONにする。
(4) SRS警告灯が約6秒間点灯し、消灯する。消灯後4秒以内に2PカプラからSCSショートカプラを取外す。
(5) SRS警告灯が再度点灯する。点灯後4秒以内に2PカプラにSCSショートカプラを取付ける。
(6) SRS警告灯が消灯する。消灯後4秒以内に2PカプラからSCSショートカプラを取外す。
(7) SRS警告灯が2回点滅(フラッシング)しメモリ消去の完了を知らせる。(2回点滅後再点灯した場合はメモリ消去の失敗か、現在故障有り)
(8) イグニッションスイッチをOFFにし、2~3秒待つ
終了 

・終了後再度イグニッションスイッチをON()にし、約6秒後にSRS警告灯が消灯し、さらに30秒以上経過後、SRS警告灯が再点灯しなければメモリは消去され、現時点のシステムは正常である。

   平成10年式ホンダ・ライフ(車両型式GF-JB1、エンジン型式E07Z、3速オートマチック車)で、鈑金整備が終わって車両の点検をしたところ、車両停止時にエンジンを空吹しすると4,000回転以上吹き上がらないトラブル相談を受けた。
 工場での確認作業は以下のとおり
(1)工場に同じ車の5速マニュアル車があり、車両停止時に空吹しすると、
7,700回転まで吹き上がる。
(2)エンジンの故障診断は異常なし。
(3)ストール回転数を点検したところ規定範囲内である。
 以上の点検結果より、(3)の点検は、ストール回転数が規定範囲内なのでエンジン出力、オートマチックトランスミッション共に異常はないと判断した。
 気になるのは、5速マニュアル車と3速オートマチック車で、エンジンの空吹しの最高回転数の違いである。
 そこで、サービスマニュアルの燃料カットを確認するとエンジン等の保護のため、走行時には、5速マニュアル車、3速オートマチック車共に7,700回転を超えると燃料をカットし、車両停止時は、5速マニュアル車は、7,700回転、3速オートマチック車は、4,000回転で燃料カットすることが判った。
 工場に電話をして走行テストをしてもらった結果、走行時は、4,000回転以上吹き上がることが確認できたので、トラブルではないことを説明し作業を終えた。
 最近、ライフのオートマチック車で空吹しの回転数が4,000回転と低いためトラブルだと思い点検してしまうケースがあるらしい。

 



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